
▽毎年高いレベルで競われる「第58回三支部(香取・東総・印旛)対抗陸上競技大会」が松山下公園陸上競技場で行われました。大会には各地区の予選を勝ち抜いた500人あまりの選手が出場しました。昨年は緊急事態宣言中のため中止となりましたが、今年は感染予防のための運営方法を工夫し、2年ぶりの開催となりました。午後から風向きが変わり、短距離種目を中心に好記録が続出しました。層の厚い印旛が男女ともに総合優勝。最優秀選手賞には、走り幅跳びで全国レベルの記録をマークした篠田浩己選手(小見川:6m70)と飯島香撫選手(旭二:5m59)が選ばれました。1年女子100mの大会記録を38年ぶりに更新する12秒44で制した伊藤優亜選手(旭二)は、2.3年生の優勝記録を上回る快走でした。印西市勢では、4×100mRを大会新記録で、さらに100m、200m、110mHの短距離種目を好記録で制した木刈中男子の活躍が光りました。▽2日前に行われた小学校陸上大会は無観客を徹底していましたが、大会の出場者が予選を通過した選手に限られていることから、「家族1名」はスタンドに入って応援できるようにしました。コロナ禍の中、スポーツ観戦は厳しい状況が続いているだけに、今回の粋な計らいに保護者も感謝していることでしょう。