
▽印西市で13回目の開催となる「第28回関東大学女子駅伝対校選手権大会」が千葉ニュータウン周回コース(6区間34.4km)で行われました。大会には21大学22チームが参加し、10月30日(日)に杜の都仙台で行われる「第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」への出場権獲得をめざして力走しました。レースは先行する日本体育大を3区で逆転した城西大がそのまま逃げ切れるかと思われました。しかし、それまで快調に走っていた第5区の走者が中継点手前200mで突然倒れてしまいました。脱水症状を起こしてしまったのでしょうか。襷はつながらず城西大は無念の途中棄権。2位につけていた日本体育大が最終6区も堅実に走り、第21回大会(平成27年)以来となる2度目の優勝を果たしました。2位は後半追い上げた拓殖大、3位には大東文化大が入りました。今大会でシード校(城西大、日本体育大、拓殖大、大東文化大)を除く上位1校だけに与えられる全日本への出場権は4位でゴールした中央大が獲得。ゴールした最終走者にチームメイトが抱きつき、喜びを分かち合っていました。地元順天堂大は9位。注目の不破聖衣来選手(拓殖大)は、故障上がりということもあって今回は欠場。関東勢は総合優勝から19年間も遠ざかっているだけに、今年こそ仙台で関東旋風を巻き起こしてほしいです。今年も沿道には大勢の駅伝ファンが駆けつけ盛んに声援を送っていました。