
▽5月12日(日)、第44回寿野球全国大会が長野県千曲市で開催されました。印西市からは、第8回大会から出場している「寿印西エンドレス」がランク20位で大会に臨みました。 初戦の相手は「オールド明星クラブ」(富山県)。初回幸先よく1点を先制、3回にも1点を加え優位に試合を進めました。2回は一死満塁、続く3回も無死満塁というピンチを何とかしのいできた寿印西でしたが、投手が変わった4回に同点に追いつかれ、さらに終盤6回に中継ミスもあって勝ち越し点を奪われてしまいました。2点を追う最終回、無死1.2塁とチャンスを作るも後が続かず2−4で敗れてしまいました。第2戦は地元千曲市の「八幡クラブ」と対戦。2点のリードを許して迎えた4回に打線が爆発、8本の長短打を浴びせて一挙8点を奪い勝負あったかと思われました。しかし、時間切れ寸前の5回に猛反撃にあいよもやの逆転を許してしまいました。その裏1点差まで迫りましたが反撃もそこまで。昨年に続いて2連敗を喫してしまいました。▽シニア世代を対象とした野球大会のパイオニアともいえる寿野球全国大会、10数年前までは大会で2連敗しようものなら、出場数の88チームからオミットされることもありました。健康志向の高まりもあって最近ではシニア世代を対象とした大会が全国各地で行われるようになりました。その影響もあって出場チーム数が年々減少し、今回の出場は58チーム、昨年よりさらに3チーム減ってしまいました。寿野球の出場資格は40歳以上で、出場する9人の平均年齢が50歳を超えるチーム編成で行われます。今回対戦したチームも平均年齢50代前半、新陳代謝が進まないチームにとっては厳しい戦いを強いられ、還暦野球や古希野球に鞍替えするチームが増えているようです。今大会を勝ち抜くには40代の生きのよい選手の補強とベテラン選手の奮起が何より必要です。戦力を整え、来年こそ優勝を狙えるチーム編成で出場したいです。