▽第76回(男子)第32回(女子)印旛郡市中学校駅伝競走大会が佐倉市岩名運動公園周回コースで行われました。(男子:6区間19.1 37校55チーム出場 女子:5区間13.0 31校39チーム出場) 女子は、1月に行われた印西近隣中学校駅伝大会で初優勝した桜台中が、1区で2位に1分近い大差をつける快走。その後も堅実な走りで1位をキープしましたが、22秒差で最終区にタスキをつないだ公津の杜中が競技場に入る手前で逆転。24回大会以来3度目の優勝を果たしました。昨年まで5連覇中の西の原中は、1区の出遅れを挽回できず7位。男子は、全中出場の佐々木虎太郎選手(七次台中)が1区で区間記録まで16秒差に迫る快走を見せましたが、好位置につけていた酒々井中が4区でトップに浮上。その後も安定した走りで2位に1分以上の大差をつけ、現在のコースになってから初めての優勝。印西市勢では印旛中が3位、西の原中4位に入り、11月に行われる千葉県大会の出場権を獲得しました。連日厳しい残暑が続いていますが、この日は気温20度、微風とコンデションに恵まれ、事故なく大会を終えることができました。かつては成田西中女子令和2年度が千葉県大会3連覇(全国大会5位)と印旛の力は絶大でしたが、令和2年度に西の原中女子が6位に入賞したのを最後に、ここ2年は男女ともに30位台と低迷。強い印旛の復活を目指して練習に励んでほしいです。
▽印西市で14回目の開催となる「第29回関東大学女子駅伝対校選手権大会」が千葉ニュータウン周回コース(6区間34.4km)で行われました。大会には22大学24チームが参加し、10月30日(日)に杜の都仙台で行われる「第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」への出場権獲得をめざして力走しました。レースは先行する日本体育大を2区で逆転した大東文化大が、3区で留学生ワンジロ選手が2位以下を大きく引き離し独走態勢をつくると、4区以降も全選手が区間新記録をマークする力走を見せ、2位の城西大学に2分17秒の大差をつけ、2016年以来4回目の優勝。地元順天堂大は1区9位と出遅れましたが、5区に起用された田島愛理選手(1年)が区間3位の力走で6位に浮上。今大会でシード校(城西大、日本体育大、拓殖大、大東文化大)を除く上位2校に与えられる全日本への出場権を獲得しました。エースが揃う最長区間の3区(8.6km)で、ワンジロ選手を抑えて区間賞を獲得したのは小川陽香選手(立教大1年:順天高)、11人を抜きチームを3位まで引き上げる快走でした。小川選手を始め、今大会では1年生の活躍が目を引きました。注目の不破聖衣来選手(拓殖大)は今回も欠場。関東勢は総合優勝から20年間も遠ざかっているだけに、今年こそ仙台で関東旋風を巻き起こしてほしいです。今年も沿道には大勢の駅伝ファンが駆けつけ盛んに声援を送っていました。
▽秋季市民卓球大会が松山下公園総合体育館で行われました。例年、一般の部は男子が個人戦、女子はダブルス戦で行われますが、今大会は男女混合ダブルス団体戦(1チーム3人〜6人で編成)とし、チーム内に印西市民が入っていれば市外の選手も出場可能と大きく門戸を広げた方法で行われました。団体戦には18チーム80人が出場し、自己申告による3ブロックに分かれてリーグ戦で行われましたが、この初めての試みは大成功。参加者も大幅に増え、久しぶりに活気のある大会となりました。参加した皆さんからは「楽しかった」という声が多く聞かれました。中学生の部には市内5校から99名が出場。男子は原山中、女子は印旛中同士の決勝戦になり、2校の強さが目を引きました。

▽2016年にスタートした3人制市民バスケットボール大会(主催:印西市バスケットボール協会)が松山下公園総合体育館で開催されました。ミニバス、中学生、一般、シニアの4部門に男女46チームが参加し、予選リーグ・順位決定戦という方式で夕方遅くまで熱戦を展開しました。3人制は「保護者も子どもたちのプレイを間近で見ながら応援できる」ことが人気の一つです。3年ぶりに復活した昨年は、コロナ禍の中での大会ということもあって、応援は2階ギャラリー席に限定しましたが、今年は通常通りとし、多くの保護者がアリーナから声援を送りました。昼休みには、世界大会にも出場した「印西cheerGlitters」の中学生9人による華麗な演技が披露された後、本市を拠点とするバスケットボール3人制のプロチーム「INZAI RHINOS.EXE(通称:ライノス)のエキビシションマッチが行われ、スピーディーでダイナミックなプレイを展開、会場を大いに沸かせました。

▽大会最終日は、八街スポーツプラザで弓道競技が行われました。1回目は、20本中的中は5本という苦しいスタート。それでも2回目は9本と調子を上げて臨んだ3回目、8チーム中最も多い12本を的中し準優勝。昨年は4位に終わり悔しい思いをしましたが、来年につながる終盤の追い上げは見事でした。競射による3位決定戦で栄町に勝利した四街道市は、74回目の大会にして初の総合優勝。佐倉市とは僅か1点差でした。四街道市は、ここ数年3位、4位が定位置でしたが、今大会では多くの種目で印西市との大接戦(女子バレーボール、女子卓球、女子テニス等)を制し、優勝を重ねたことが初優勝に導きました。印西市は四街道市と12点差の3位。来年の巻き返しに期待したいです。

▽大会7日目は、岩名運動公園陸上競技場(小出義雄記念陸上競技場)で陸上競技が行われました。男子は6種目(30歳以上100m 一般400m 高校走幅跳 一般走高跳 高校走高跳 一般砲丸投)を制するなど、佐倉市に大差をつけて優勝、見事12連覇を果たしました。女子は3種目で1位(一般100m 共通800m 一般砲丸投)となりましたが、3位以下が1種目のみだった佐倉市には及ばず2位に終わりました。猛暑の中での大会でしたが、30歳以上100mに出場した三門恭史選手が大会記録を11年ぶりに更新する11秒29をマークしました。昨年は久々の開催ということもあって選手集めに苦労していましたが、今年は順大生も多く参加し、来年につながるレースができました。▽松山下公園総合体育館で行われたバトミントン競技は、昨年優勝の女子が1回戦で敗退、男子も3位に終わり、総合優勝どころか2位の座も危うくなってきました。

▽大会6日目は、空手道、バスケットボール、バレーボール、柔道、テニスの5競技が行われました。空手道は、3部門に僅か4名の出場でしたが、圧倒的な強さを発揮して優勝した一般男(原田選手)女(荒井選手)組手の活躍もあって総合2位に。柔道は5人制の団体戦に2人が欠場、3人で戦うも健闘むなしく1回戦で敗退。バスケットボール女子は準決勝から登場。前半はリードを許す思わぬ展開となりましたが、後半逆転し決勝へ。決勝戦も接戦となりましたが、四街道市を5点差で振り切り見事7連覇達成。男女ともにグループ1位で通過したテニスは、アベック優勝が期待されましたが、男子は佐倉市に、女子は四街道市に共に大接戦の末に敗れ準優勝。バレーボール男子は1回戦で敗退。女子は準決勝で昨年の雪辱を果たそうと、メンバーを入れ替えて臨んだ四街道市にフルセットの末に敗れ、連覇はなりませんでしたが、助っ人として出場した順大生をはじめ、チーム一丸となったプレイでコートを沸かせました。今日現在、総合トップは四街道市(98点)、2位は佐倉市(95点)、印西市は85点で第3位。明日行われる陸上競技、バドミントン。そして25日の最終競技弓道での巻き返しを期待したいです。

▽大会5日目は、サッカー、バスケットボール、テニス、剣道、クレー射撃の5競技が行われました。サッカーは、準決勝を5−0、決勝戦も7−0で圧勝。2015年から続く連覇を7に伸ばしました。松山下公園総合体育館で行われたバスケットボールは男子が富里市に敗れ無念の1回戦敗退。テニスは、男女ともにグループを1位で通過し、明日行われる準決勝進出を決めました。昨年久々に優勝した剣道は準決勝で富里市と対戦。中堅戦までリードを奪ったものの副将戦と大将戦に敗れ第3位。2年ぶりに出場したクレー射撃は4位でした。

▽大会4日目、卓球は男女ともに予選リーグ初戦で総合優勝を争う佐倉市と対戦。ともに5番手までもつれこむ接戦となりました。男子は勝ったものの、女子は2−0から逆転負けという明暗を分けるスタートとなりました。午後から順位決定戦が行われ、男子は昨年に引き続き3位、女子は5位という結果でした。1回戦をコールド勝ちし、勢いに乗るかと思われた軟式野球は、後半冨里市に猛打を浴び決勝進出ならず。7連覇のかかるサッカーは四街道市に5−0で圧勝、準決勝進出を決めました。ソフトテニスは男子が予選リーグで敗退したものの、女子は予選リーグ最終戦で昨年優勝の佐倉市に競り勝ち決勝トーナメントに進出し、第3位。

▽大会3日目は、水と緑の運動広場・野球場(栄町)で男女ソフトボールが行われました。男子は1回戦がシードとなり準決勝で四街道市と対戦しましたが、連覇を重ねる強豪チームに投打ともに圧倒され大敗。一方女子も1回戦で対戦する酒々井町が当日棄権し、労せずして準決勝に進出したものの、常に優勝争いをしている佐倉市が相手だけに厳しい試合が予想されました。「笑顔で楽しもう」という監督の声掛けに応えるかのように伸び伸びとプレイ。2回に先制、3回にも追加点をあげ2−0。「もしかして‥」という期待を抱かせる展開に。しかしその後はフォワボール、送球ミス、さらにタイムリーヒットを浴び逆転を許してしまいました。それでも声を掛け合い、好プレイも飛び出し、逆転可能な2点差で最終回を迎えましたが、3者凡退に終わりゲームセット。試合には敗れたものの来年に期待を抱かせる好ゲームでした。▽大会2日目(7月5日)は「京カントリー倶楽部(芝山町)」でゴルフ競技が行われました。印西市は昨年3位に甘んじただけに、「必ずリベンジする」という強い気持ちで臨みました。出場した選手全員が70台をマークし、2位の八街市に8打差をつける圧勝。6連覇した当時の強い印西市が戻ってきました。明日は、卓球、ソフトテニス、軟式野球、サッカーの4競技が行われます。